お花見の季節になると、桜の木の下ではお花見と称して宴会などで賑わってきますね。
実際にはお花見と言いながらも、お花をほとんど見ていないでしょうけど。
しかし、春のイベントとして定着しており、企業や団体の恒例行事となっていることと思います。時期的にも新入社員たちの交流の場ともなり、上司に仕事以外で印象を残せるチャンスでもありますね。
ただし、そんな新入社員には場所取りという任務を課せられることも多い。
もちろん会社だけでなく、ご近所さんや友人同士の集まりでお花見をする時にも、良い場所の確保には場所取りが必須です。
そこで今回はお花見の場所取りに関して事前にチェックしておくべきポイントや、場所取りに必要な持ち物などを紹介します。
場所取りで上司に気に入られるとライバルに差をつけることが出来るかも!
まずはお花見会場の情報収集から
お花見の場所取りに任命されたらまずは会場の情報収集から始めましょう。
ネットで検索すれば情報はたくさん溢れています。
また、毎年同じ場所で行っているのであれば、先輩や上司に聞いてみましょう。
場所取りをするにあたって、場所によって場所取りを禁止していたり、立ち入り時間を制限しているところもありますので、事前にチェックしておきましょう。
そして、場所によってルールの取り決めが違うのでこちらも併せて確認しておくことをオススメします。
さらに、お花見の場所取りに関するマナーなども知識として知っておくことも大切です。
当日までにお花見会場のの下見を行う
次に事前に下見をしておくことをオススメします。場所取り当日になって、どこの辺りを確保すればよいかなど迷わずにスムーズに場所取りが出来ますので、事前の下見をしかkりとして、候補場所を絞っておきましょう。
下見時にチェックすべきポイント
①桜が綺麗に見える場所をチェック
お花見ということで、やはり雰囲気も大事にしたいですよね。綺麗な桜の下でお酒を飲んだり食事をするのはいつもより美味しく、楽しく感じるはず。
②トイレの場所をチェック
これが結構重要なポイントだったりするんです。
トイレはなるべく近い方がいいかなと思いますが、実はあまりにも近すぎると、人の行き来が激しかったり、臭いが気になることも。もちろん遠すぎると大変なので、トイレから程よい距離にある場所を選ぶことをオススメします。
③参加人数に見合ったスペースを確保出来るか
参加人数はそれぞれだとは思いますが、参加予定人数に対してあまりにも小さいスペースですと、全員が座れなかったり、ギュウギュウになってしまうと居心地は良くありません。料理や飲み物、荷物などを置くスペースも含めて場所の確保をしましょう。
ただし、明らかに参加人数に対して、広すぎるスペースを確保するのはマナー違反ですので、常識の範囲内でのスペースを確保しましょう。
④候補場所をいくつか決めておく。
出来れば場所の候補を3か所ぐらい想定しておきましょう。場所取り当日に先を越されることもあります。あなたが狙っていた場所は他の人にとっても良い場所となります。先を越されても慌てないように、候補場所を幾つかピックアップしておくと良いでしょう。お目当ての場所を1か所しか決めておらず、先着がいた場合、他の場所を探さなくてはいけませんので、下見時にチェックした項目をまた最初から見ていかなければならなくなります。下見の時間を無駄にしないように、第一候補、第二候補、第三候補というようにあらかじめ候補場所をいくつか決めておくことをオススメします。
⑤地面のデコボコをチェック
お花見の会場となる場所はほとんどの場合地面が土になっています。また、地面の下には木の根っこがたくさんありますので、地面から飛び出したり、膨れ上がっていることはよくあります。多少のデコボコは仕方ありませんが、あまりにもデコボコが大きいと、料理や飲み物が置けなかったり、すぐに倒れるなんてことも。また、座りづらかったり、つまづいて転んでしまう可能性もありますので、なるべくフラットな場所を選ぶようにしましょう。
⑥ゴミ箱はどこにあるのか
ゴミ箱の場所もトイレ同様に遠すぎず、近すぎずの場所にあるのがベストです。遠い場所にあると終わったあとの片づけが面倒ですし、近すぎると人の行き来が激しく、臭いも気になります。
他にも細かいこだわりなどがあると思いますが、上記の点は最低限チェックしておきたいポイントですね。
すべての条件を満たしている場所を探すのは難しいとは思いますが、優先順位を決めて候補場所を探す時に参考にしてみて下さい。
場所取り当日 持ち物や心構え
さて、場所取り当日、何を持って行ったらいいのか?ということですが、場所取りに必要なもの、そしてあったら便利なものを紹介していきますので下見後、当日までに用意しておきましょう。
①ブルーシート
場所取りの予定のスペースの大きさのブルーシートを用意しておきましょう。
②ガムテープ
必需品です。ブルーシートをくっつけたり、段ボールや紙を貼りあわせる際にも使います。紙タイプよりも布タイプのガムテープの方がはがれにくくてオススメです。
③ダンボール
ダンボールは場所取りの立体的な目印として使えます。また、地面がデコボコしていたり座ると石があたって痛いといった場合にブルーシートの上にダンボールを敷いて座布団代りにもなります。最後は組み立ててゴミ箱として活用できます。
④画用紙とマジックペン。
これはブルーシートに会社名や開催時間などを記入して貼っておくための必要です。部署ごとに座るスペースを分けるのであればそれを書いて貼っておくことも出来ます。
また、紙コップなどに持ち主の名前を書いておくなどするとどれが誰のものなのかわからなくなるなんてことがなくなります。
マジックペンは数本用意しておきましょう。
⑤防寒具・防寒グッズ
時期や時間帯によってはまだまだ寒い季節でもあります。長時間にわたって場所取りをする場合は防寒着などを用意しておきましょう。日中は暖かくても日が落ちるとまだまだ肌寒い季節ですので、体調をくずさないためにも防寒着や防寒グッズ(ブランケットやカイロなど)をお忘れなく。
⑥暇つぶしできるもの
場所取りが長時間になる場合は時間を潰せるものを持参していきましょう。本を読んだり、2人以上で場所取りをする場合はトランプやちょっとしたボードゲームなど。
また、スマートフォンがあればいくらでも暇つぶしが出来るという方は、必ずモバイルバッテリーを持って行くように。
⑦食糧や飲み物
こちらも長時間になると持って行った方が良いですね。まだ寒い時期で有あれば温かい飲み物などを用意しておくと体も温まりますよ。
場所取りは2人以上で!
お花見の場所取りですが、出来るだけ2人以上で行くようにしましょう。お花見の場所取りは結構トラブルが起こることもあるので、2人以上いると対応しやすいです。
トイレやちょっとした買い出しに行くときなどは、取っている場所を無人にせずに済みますし、やはり1人だと何かと不安ですよね。
また、出来れば男性の方が良いでしょう。女性1人で場所取りなんて・・・危険です。
どうしても女性が行く場合は必ず1名以上男性を連れて行くようにしましょう。
場所取り中
場所取り中はその場をなるべく離れないようにした方が無難です。無人でシートだけ敷いて放置していると、場所によってルール違反となり、撤去されてしまう可能性もあります。事前にそのあたりのルールや決まりごとは確認しておきましょう。
また、風でシートが飛ばされたりしてもすぐに対応出来ますし、無人の場合は後からトラブルが起こりやすくなったりします。