4月のイベントと言えばお花見ですね。
地域によってシーズンの時期は異なりますが3月下旬から5月上旬ぐらいに見ごろとなります。
会社や企業などでもお花見を実施することは多いのではないでしょうか。
もちろん学生や友人、ご近所さんとお花見を、という方もいるでしょう。
しかし、お花見のシーズンはどこに行っても人がいっぱいです。
直前に現場にいってもなかなかスペースがありません。
やはり事前の場所取りが必須になってきます。
また、ベストポジションの確保は場所取りする以外に方法はありません。
そこで今回はお花見の場所取りについて知ってくべきルールやマナーを紹介していきます。
まずはじめに場所取りがOKかどうかを確認
場所取りを禁止しているところもある
お花見会場によっては場所取りを禁止している場合があります。
かならず事前に確認しておきましょう。
立ち入り禁止時間に注意
時間帯によって場所取りを禁止しているところもあります。主に夜の時間帯を立ち入り禁止としている場合が多く、徹夜での場所取りは出来ません。
意気込んで前の日の夜から場所取りをしにいっても、立ち入り禁止となっているため朝まで近くですごすか次の日の朝に再度出向いてくるかのどちらかになってしまいますね。
こちらも事前に確認しておきましょう。
シートだけを敷いて放置しないように
まれにシートだけを敷いて場所を確保している人を見かけますが、これはマナー違反ですね。シートの上に名前などをいくら書いていても人がいなければ、場所を確保しているということにはなりません。
人がその場にいるようにと注意を受けるか、あるいは場合によっては撤去されてしまうこともあります。
シートだけを敷いて放置したままにすることはやめましょう。
必要以上に場所を取りすぎない
お花見に参加する人数にもよりますが、その人数に見合ったスペースの場所を確保するようにしましょう。必要以上に場所取りをするのはマナー違反となります。
トラブルの原因にもなりますので、参加人数に見合ったスペースを確保するようにしましょう。
あくまでも常識の範囲内で。
参加人数が多い場合は場所をいくつかに分けて確保してもいいかもしれませんね。
場所取りは最低2名以上でいくことをオススメします
場所取りに関しては毎年各地域で大小のトラブルが発生しています。
ルールやマナーを守っていても巻き込まれるケースも珍しくありません。
1名で場所取りをしている場合、トラブルに巻き込まれると対応出来なかったりしますし、2人以上いることでこちらの主張もしっかりと伝えることができます。
また、出来れば場所取りの人員は男性の方が無難です。
女性1人で場所取りなんて・・・危険すぎます。
どうしても女性が場所取りをしないといけない場合は、必ず最低でも1名は男性を同行させましょう。
また、トイレなどで席を外した場合などにも2名以上いると安心ですね。
木のすぐ下の場所取りはマナー違反
実はあまり知られていませんが、木の下でお花見をするのはマナー違反なんです。
なぜかというと桜の木は非常にデリケートな性質で根元の上に座ることは桜の根を傷つ
けてしまうのです。
お花見スポットにある多くの桜はソメイヨシノという品種で、寿命が短く病虫害に弱いそうです。根元や幹などに傷がついてしまうと、病気にかかりやすくなったり害虫の被害を受けやすくなります。
なので花見をする際は木のすぐ下をさけるようにしましょう。
お花見の場所取りにお金を払って依頼するのは違法?
実は場所取りという行為に対価を支払ってお願いした場合、地域によっては違法となる場合があります。
また、対価を受け取って場所取りをした場合も同様です。
罰則もあり、過去に逮捕者が出たケースもあるそうです。
お花見の場所取り代行サービスの利用について
お花見の場所取りは大変ですよね。
しかし、世の中には何でもサービスとして商売をする人がいます。
このお花見でも場所取りの代行サービスなるものがあります。
お花見の場所を代わりに取ってくれるなんて便利ですね。
相場的には1人のスタッフ派遣で1時間あたり2000円~4000円といったとこでしょうか。
その他交通費や時間帯によっては深夜料金が発生する場合もありますので各代行サービス会社に確認を取っておきましょう。
ただし、この代行サービスに関してもグレーゾーンな部分がありますので、予算面も含めて出来るだけ自分たちで場所取りをした方が良いでしょう。
ルール違反・マナー違反を見かけたら
中には禁止されているにも関わらず、徹夜で場所取りをしたりなど平気でルール違反をしてる人たちもいます。
しかし、そのような人たちを見かけても直接声をかけるようなことはしないように。
必ずといっていいほどトラブルになります。
では、見て見ぬフリをすればいいの?
自分たちはちゃんとルールを守っているのに!
なんて思いますよね。
確かにルール違反はダメですが、お花見の場所取りというのは公共の場を占拠する行為となり、ハッキリとした定めがあるわけでないんです。
どうしても我慢できない場合はその会場を運営している管理事務所などに相談してみると良いでしょう。
ゆっくりとお花見を楽しみたい方は予約できるお花見スポットがオススメ
場所取りは面倒だ!そんな暇はない!
などという方は、場所を予約することが出来るお花見スポットをオススメします。
ただし、少人数で宴会のように騒ぐことをしないという前提になりますが。
あの宴会のようなお花見の雰囲気が好きという方もいるかと思いますが、デートや家族だけでお花見を楽しみたい方はチェックしてみて下さい。