葵祭とは?2018年の日程 場所 行列ルート情報や歴史など

葵祭

葵祭は7月に行われる祇園祭、10月に行われる時代祭と並んで京都三大祭りのひとつで正式には賀茂祭と言います。

祇園祭りは全国的にも有名なお祭りで、ほとんどの人は知っていると思いますが、葵祭と言ってもピンとこない人もいるのではないでしょうか。

その歴史は古く平安時代から続く貴族の祭り、葵祭はその当時「祭り」といえば葵祭のことを言うぐらい浸透していました。

そんな葵祭りの歴史やみどころなどを紹介していきます。

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葵祭ってどんなお祭り

歴史

葵祭りは平安時代より国家的な行事として行われてきたお祭りで、日本の祭りの中でも数少ない王朝風俗の伝統が残されている祭りなんです。

その起源はさらに古く、約1400年前にさかのぼります。

567年、国内は風雨がはげしく五穀が実らなかったという。
そこで当時賀茂の大神の崇敬者であった伊吉の若日子が、これは賀茂の神々の祟りであるといい、4月の吉日に祭礼を行うと風雨はおさまり、五穀は豊かに実って国民も安泰になったという。

ちなみに「源氏物語」にも葵祭の様子が書かれているのだとか。

祭儀

葵祭は、宮中の儀・路頭の儀・社頭の儀という3つの儀式がありますが、現在は宮中の儀は行われておらず、路頭の儀・社頭の儀の2つだけになっている。

葵祭のみどころはなんといっても路頭の儀ですね。行列とも呼ばれ当時の平安貴族の衣装や化粧を施し、馬や牛、牛車、輿とともに総勢500人もの人が、京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで約8kmの道のりを行列します。

また、行列が下鴨・上賀茂両社に到着した際に御祭文を奏上し御幣物を奉納する社頭の儀が行われる。

2018年の葵祭情報

開催日程

2018年5月15日(火)
※雨天の場合は、翌日16日に延期となります(当日早朝天候判断)

開催場所

葵祭は京都御所を出発し、下鴨神社そして上賀茂神社へと行列をなして練り歩いていきます。

京都御所

住所:〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑3
地下鉄烏丸線 今出川駅から徒歩5分
市バス 烏丸今出川から徒歩5分

下鴨神社

〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
京阪 出町柳駅 徒歩12分
市バス 下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)

上賀茂神社

〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
地下鉄 北大路駅徒歩30分 地下鉄北山駅徒歩30分
市バス 上賀茂神社 上賀茂御園橋

 

行列コースと時間帯

10:30 京都御所 出発
堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 →
11:40 下鴨神社到着
路頭の儀
14:20 下鴨神社出発
→下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55) → 賀茂川堤 →
15:30 上賀茂神社到着

葵祭 行列 ルート

有料観覧席

葵祭りでは有料の観覧席が設けられており、ゆっくりと座りながら行列を見ることが出来ます。

有料観覧席の設置は京都御苑(建礼門前南側)と下鴨神社参道の2か所で一般席、葵祭まなび席、葵祭ロイヤルシートの3種類が用意されています。

葵祭まなび席と葵祭ロイヤルシートは京都御苑のみに設置されていて、それぞれの内容と料金は以下の通りとなっています。

一般席

料金・・・2,700円(全席指定・パンフレット付き)
4月3日(火)より販売開始

葵祭まなび席 (京都御苑のみ)

料金・・・5,000円
設置数・・・162席(全席指定)
※パンフレット・イヤホンガイド付き
4月2日(月)より販売開始

葵祭ロイヤルシート(京都御苑のみ)

料金・・・7,000円
設置数・・・72席(全席指定)
設置場所・・・京都御苑建礼門前東側の最北端
※パンフレット・イヤホンガイド・京都御所記念グッズ付き
一段高くなった場所に椅子が設置されているので、見やすくなっています。
4月2日(月)より販売開始(専用ページインターネット予約のみ)
https://www.kyokanko.or.jp/aoi/kanran.html
※2018年の「葵祭ロイヤルシート」は販売を終了しています。

イヤホンガイドについて
ひとりひとりにイヤホンが手渡されて、葵祭の歴史・由緒などをより深く知って頂きながら観賞できるよう専属のガイドによる解説が聞けます。
2018年より初めての試みだそうです。
イヤホンはお祭りが終わった後返却してください。
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