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蛍(ホタル)の生態・習性 なぜ光る?鑑賞時期や時間、種類

蛍 ほたる

夏になるとホタルの光っている風景をニュースなんかでよく見かけますが実際に目の前で光っているホタルを鑑賞してたことはありますか?

ホタルが飛び交い光を放つ時期や場所が限られているので、鑑賞スポットに行かないとなかなか見ることが出来ません。

しかし、一度は実際に生で無数のホタルが光を放って飛んでいる景色を見てみたいですよね。

そこで今回はホタルの鑑賞をする前に、よりホタル観賞を楽しめるよう生態や習性、雑学などを紹介していきます。

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ホタルの種類

ホタルは世界中に約2000種類いるといわれており、日本にはそのうち約50種類ほど生息しているとされている。そんなにたくさんの種類がいるのかと少し驚きます。

ホタルと言えばお尻が光というイメージですが、実は光るホタルは珍しく、光らないホタルが多数を占めているそうなんです。

日本で光を放つホタルとしてゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルが有名ですが、種類や場所によって光時期や感覚が違うという。

ゲンジボタル

日本でホタルと言えばこのゲンジボタルが一般的。ゲンジボタルは日本固有の種で日本各地に生息している。地域により種が異なり6種類のゲンジボタルが存在しているという。

ゲンジボタルの特徴として、背中は黒色で、胸部の背中側が赤く細い黒い筋があるのだが、この模様は生息している地域によって少しずつ異なることがある。

体長は、オスが15mm、メスが20mmほどで、大きいものだと30mmほどのも存在する。

光り方と活動時期・時間

ゲンジボタルは、ホタルの中で一番強い光を放ち、光る間隔も長く、鑑賞するには適しているホタルだと言えますね。

光る間隔は気温や地域で違い、1~6秒間隔で光る習性ある。

ゲンジボタルは日中はほとんど活動せず、日没後に活発に活動をするようになる。6月上旬~6月下旬の約1ヵ月の間、オスは約10日、メスは約2週間活動し、生物の最大の目的である子孫繁のための活動を行います。特に湿気が多く風が弱い日に良く飛ぶのだとか。

また、1日の中での活動時間には規則性があるようで、ある程度決まった時間帯に活動するようです。

19時~21時頃
23時頃
深夜2時頃

と、1日3回の活動時間帯がある。

ホタル観賞では19時~21時頃が最も数が多く飛び交うので幻想的な風景を見ることが出来るでしょう。

ヘイケボタル

ヘイケボタルもゲンジボタルと同じく日本の各地に生息しており、有名な種類である。
ヘイケボタルの幼虫は、湿地や水田などの水辺に生息していることが多いのですが、水田の減少や農薬の散布などで、その数はかなり減少してきている。

ヘイケボタルの特徴は背中は黒、胸部の背中側が赤くなっていて、その中央に黒の筋が通っている。

体長はオスが10mm、メスが12mm程度とゲンジボタルに比べるとひとまわり小さめで、全体的に丸みを帯びた体をしている。

光り方と活動時期・時間

光り方はゲンジボタルに比べると弱く、ゆれるような光を1秒ほど発しながら飛びます。

ゲンジボタル同様に日中はほとんど活動せず、日没後に活発に活動をするようになる。

活動時期はゲンジボタルの活動期間を見定めたかのように、ゲンジボタルと入れ替わるような形で7月ごろから8月ごろまでの2か月間オスは7日間、メスは10日間活動します。

また、1日の中での活動時間もゲンジボタル同様に決まった時間帯に活動するようです。

19時~21時頃
23時頃
深夜2時頃

と、1日3回の活動時間帯がある。

ヒメボタル

ヒメボタルは日本固有の種で日本にしか生息していません。

森のホタルとも呼ばれていて、山頂や峠のような人が近づきにくい環境に生息しています。

背中は黒色、胸部背中側が赤く中央に黒色の半円形の模様があり、体長はオスが9mm、メスが7.5mm程度とヘイケボタルよりもさらに小さい。

光り方と活動時期・時間

ヒメボタルの光り方は特徴的でフラッシュをたいたように短い間隔で点滅するように発光する。他のホタル同様に日没後に活動をはじめ、6月上旬~6月下旬にオスは7日間、メスは2~3日間活動する。

活動期間が短く、人が近づきにくい環境に生息していることが多く、鑑賞出来るスポットが限られてくる。

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なぜホタルは光るのか?

ホタルが光る理由として求愛行動、つまりプロポーズのために光を放っているというのはおそらくほとんどの人が理解していると思います。

なので基本的にはオスが光を放って飛び交い、メスは草や木の葉にとどまっていい相手を探しているのです。正確にはメスも小さく光を放っているそうですが。

実はホタルが発光する理由は求愛行動だけではありません。

仲間とのコミュニケーションの光、刺激された時の光、敵を驚かせるための光など発光することによって様々な意思表示を行っているのです。

なので、オスだけでなくメスも光を放つのですね。

どうして光るのかという点については、専門的な難しい用語が出てくるのであまり詳しくは紹介しませんが、ホタルのお尻に「ルシフェリン」という発光する物質、そして「ルシフェラーゼ」という発光するのを助ける酵素があり、この2つの物質と体の中の酸素が反応して光を出します。

ちなみにホタルの光には電球のように熱くなることはなく、万が一体に触れるなどしても問題ありません。

というような知識をデートで女の子に自慢げに話したところであまり効果的ではないのでやめておきましょう。あくまでもこれを読んで「ふーん、そうなんだー。」という感じに留めておきましょう。

ホタル観賞の際の注意点と事前のチェック

ホタルの放つ光をたくさん見ることが出来るホタル観賞スポットでの光景はとても幻想的ですよね。そこでそんなホタル観賞においてルールとマナーを守ることが大切です。ホタル観賞における注意点をいくつか紹介しておきます。

ホタルがなぜ光るのかという豆知識よりも大切なことですのでしっかりと頭に入れておきましょう。

ホタル観賞における注意点

①懐中電灯やカメラのフラッシュなどの光るものは使用しない。
ホタルは明かりを嫌う習性があり、懐中電灯やカメラのフラッシュなどでホタルが光るのをやめてしまいます。懐中電灯の光を向けたり、フラッシュをたいて撮影するなどは絶対に止めましょう。フラッシュをたいて撮影すれば周りの人からのブーイングは必須です。

②騒がず静かに、時間に配慮して!
ホタル鑑賞スポットは大きく分けて、管理されている施設内と自然の中と2通りある。管理されている施設での鑑賞は時間帯が限られており、スタッフなどが常駐していますが、自然の中で観賞できるスポットは基本的には24時間誰でもその場所に行くことが出来ます。ホタル観賞スポットには住宅地が近くにある場所も多く、夜遅くまでそういった場所で観賞るのは非常に近隣の住民の方々に迷惑となります。大声で騒いだり、路上駐車、ゴミを放置などといった事例もあるようで、大人としての最低限のルールとマナーをもって鑑賞するようにしてください。

③ホタルを採ったり、持って帰らないように!
ホタルが生息出来る場所は限られており、種によっては減少してきている傾向にあります。また、地元の人たちが毎年ホタルが見られるようにと一生懸命環境を整えて、ホタルを育てている地域もたくさんあります。ただただ自然にその場所に発生するのではなくて、地元住人の方々の努力があって鑑賞スポットとして成り立ってる場所もたくさんあるということを頭において、決してホタルを採ったり、持って帰らないようにして下さい。
来年もまた素敵なホタルの姿を見られるように。

ホタル観賞前にチェックしておきたいこと

①天候を事前にチェック
ホタルは気候条件によって見ごろの期間でも飛ぶ数が減少することがよくあります。例えば雨の日や風の強い日は飛ばない傾向にあります。また月の明かりが強い日や、気温が低い日もあまり飛びません。特に自然の中の鑑賞スポットでホタルを鑑賞する場合は事前に天気予報などで気候をチェックしておき、ホタルが飛びやすい環境の時に鑑賞スポットへ行くようにしましょう。

②観賞時の服装について
管理されている施設内に関してはそこまで気にする必要はありませんが、山や川辺などの自然の中での鑑賞スポットへ行く際は少し服装にも注意を払っておきましょう。
特に足元は暗く危険な状態の場所もあるので、スニーカーなどの動きやすい靴を履いていきましょう。また時期によって山の中などだと夜は肌寒くなるので羽織れるものを持っていくと良いでしょう。また、出来れば長袖、長ズボンをお勧めします。虫刺されなどから身を守ることが出来るので。

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