静岡県東伊豆町の稲取で毎年行われてきた「どんつく祭り」。
名前を聞いたことがない人も祭りで担がれる御神輿は見たことがある人も多いと思います。
男性を象徴する巨大なご神体をのせた御神輿はインパクト大です。
実はこのどんつく祭りは弥生時代からあるお祭りだそうで、とても歴史のある伝統行事なんです。
そんな【奇祭】「どんつく祭り」の日程やアクセス、見どころや楽しみ方を紹介していきます。
どんつく祭りってどんなお祭り
どんつく祭りの起源はなんと弥生時代とされている伝統的な行事だそうで、夫婦和合、子孫繁栄、そして無病息災を祈願するお祭りです。
2000年以上昔の行事を地域活性化、観光客を呼び込むためにと復活させ、今年で53回目となります。
なんといってもこのお祭りの特徴は男性の巨大なシンボルを御神輿にのせて担いでいるという光景です。
どんつく祭りの「どんつく」という名前ですが「ドンッと突く」から「どんつく」となったそうですが、非常にシンプルなネーミングであり、ストレートでもありますね。
どちらかというと地元のお祭りといった雰囲気の印象が強いです。
昼間はステージをメインにイベントが開催され、夜になると徐々に盛り上がっていき、最後には花火が打ち上げられます。
2018年で最後?!どんつく祭り
毎年6月の上旬に2日間にわたって開催されていましたが、今年は1日だけとなります。
実は、近年お祭り期間中の観光客がピーク時の3分の1以下となり、運営が難しい状況に陥っているのです。
そこで2018年を最後に一旦どんつくお祭りは終了するそうです。
他には例を見ない奇祭だけにもったいないような気もしますが。
どんつく祭り2018年詳細情報
開催日程
2018年6月3日(日)
※花火打ち上げ時間 19:00~21:00(予定)
場所・アクセス
会場:稲取港(東伊豆町役場前)
住所:静岡県東伊豆町稲取3354
アクセス:伊豆急行線「伊豆稲取駅」より徒歩約5分
駐車場:なし
どんつく祭りのみどころその① 花火大会
毎年どんつく祭りの前後に数日花火が打ちあがります。どんつく祭り期間中はメッセージ花火などが打ち上げられ、大いに盛り上がっています。
ご神体と花火のコラボレーションはなんとも言い難い景観ですね。
※2018年のスケジュールや詳細などについては分かり次第追記していきます。
ちなみに2017年の花火大会の様子はこちら↓
どんつく祭りのみどころその② お神輿
どんつく祭りが天下の奇祭と呼ばれる理由はこのお神輿になります。男性の巨大なシンボルがのったお神輿はとても印象的です。というかインパクトありまくりですよね。
夫婦和合、子孫繁栄を祈願するお祭りとはいえ、ここまでストレートに表現するとこらが奇祭と言われる由縁なのでしょうか。
地元の人が担いだり、コンパニオンの女性が担いだり、また温泉宿の宿泊客が担いだりと賑やかに練り歩きます。
どんつく祭りのみどころその③ ステージ
お祭りのメインは夜ですが、このステージでは昼間もイベントが開催されています。
夜は神事、餅まき、芸妓踊りなどが行われ最後にどん太鼓が披露されるとそのあとに花火が打ちあがります。花火に向けて徐々に盛り上がっていく感じでしょうか?
※2018年の内容とスケジュールについては分かり次第追記していきます。
屋台でB級グルメを楽しもう
お祭り開催中は会場の周辺にたくさんの屋台が並びます。
お祭りならではのB級グルメを堪能してみてはいかがでしょうか?
また、どんつく祭りにちなんだ食べ物やお土産も売っています。ご神体をかたどった飴が人気なんだとか。
お土産でもらった少し困りますが・・・。
お土産として買って帰る場合は渡す相手を選ばないと、セクハラになってしまうこともあるのでご注意を。
温泉を楽しもう
お祭りが行われる稲取は温泉街としても有名です。
昔ながらの温泉街といった雰囲気は昭和の雰囲気がいい感じに残っており、どこか懐かしさを感じるのではないでしょうか。
温泉宿もありますので、お祭りの後は温泉に浸かってゆっくりするのもいいかもしれませんね。